以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 02:03:08.92 ID:ZezC6ZRkO
冬月「………は?」

ゲンドウ「だから行きたくない」

冬月「碇、お前は自分が何を言ってるのか分かっているのか?」

冬月「こんな時にもし使徒が襲来したら…」

ゲンドウ「ミサ……いや、葛城君に任せて下さい」

冬月「碇?碇?」

ツーツーツー

冬月「…………」

編集元タイトル:ゲンドウ「ネルフに行きたくない」
編集元URL:http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/126763578/

以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 02:04:59.17 ID:ZezC6ZRkO
ミサト宅

ミサト「シンジ君、おはよう」

シンジ「ああ」

ミサト「シンジ君?」

シンジ「……ああ」

アスカ「なんかこいつ、やっぱり変よ…。話掛けても『ああ』しか言わないし。」

ミサト「でも検査じゃ大丈夫だったみたいだし…」

ミサト「何かあったの?シンちゃん?」

シンジ「問題ない」

ミサト・アスカ「…………」

以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 02:05:38.58 ID:ZezC6ZRkO
プルルルルル

ミサト「はい。もしもし葛城ですが」

ミサト「ああ。リツコ。………えっ」

ミサト「司令が休み?何で……今日は実験なんでしょ。司令がいなきゃ……」

シンジ「……………!」

ミサト「困ったわね……副司令は……」

シンジ「おい」

ミサト「シンちゃん?ごめんね今電話……」

シンジ「貸せ。」

ミサト「えっ?」

シンジ「貸せ!」

以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 02:07:07.93 ID:ZezC6ZRkO
ガチャッ
ツーツーツー

ミサト「し…シンちゃん!?今大事な電話の途中なのよ?何を…」

シンジ「………」

ピッピッピッピッ
プルルルルル

ミサト「シンジ君、一体どこに電話を……」

アスカ「………」

10 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 02:09:26.65 ID:ZezC6ZRkO
ゲンドウ宅

ゲンドウ「…………う……うっ……うっ」

ゲンドウ「なんで………何でこんなことになっちゃったんだよぉ……」

ゲンドウ「うっ………」

ゲンドウ「僕に司令なんか……無理だよ……」


――話は昨日の朝に遡る。

11 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 02:09:54.38 ID:O7h0l5/fO
書くなら早くしろ

12 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 02:10:37.50 ID:RtPfNseDO
でなければ帰れ

14 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/03/04(木) 02:11:44.54 ID:tsB1hR6O0
>>11->>12
なんだこのコンビネーションは

15 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 02:11:59.32 ID:ZezC6ZRkO


ゲンドウ「ん……んん」

ゲンドウ「………ねむい」

ゲンドウ「げ!こんな時間!学校遅れちゃうよ!」

ゲンドウ「……アスカもミサトさんも起こしてくれればいいのに……。」

ゲンドウ「先に行っちゃったのかなぁ」

諜報部員「おはようございます。」ヌッ

ゲンドウ「………!?」

諜報部員「碇司令、お迎えにあがりました」

20 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 02:14:17.11 ID:ZezC6ZRkO
ゲンドウ「司令?僕が?何で」

諜報部員「何で………と言われましても」

ゲンドウ「司令は父さんでしょ」

諜報部員「碇司令のお父上は随分前に亡くなられておりますが」

ゲンドウ「父さんの父さんは……でしょう」

ゲンドウ「僕の父さんは生きてるでしょ。」

諜報部員「………。」

22 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 02:17:48.43 ID:ZezC6ZRkO
諜報部員「それより碇司令、赤木博士はいかがいたしましょう」

ゲンドウ「リツコさん?リツコさんがどうしたって……」

リツコ「ん………騒がしいわね……」

ゲンドウ「!?」

リツコ「あら、諜報部員さん。プライベートを覗き見?
良い趣味とは言えないわね」

諜報部員「申し訳ございません。ですが、本日は会議がありまして時間的に…」

ゲンドウ「えっ」

ゲンドウ「何でリツコさん……まっ裸なんですか?」

26 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 02:19:53.82 ID:ZezC6ZRkO
リツコ「あら、朝から私に何を言わせたいのかしら」

ゲンドウ「うわぁ!す……すすすすいませ………」ガバッ

ゲンドウ「……えっ」

ゲンドウ「僕も……」

ゲンドウ「裸?」

ゲンドウ「えっえっ何で何で」

リツコ「………変な人」

27 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 02:20:48.30 ID:lGOWrIAg0
ワロスwwwwwwwwwwwwwwww

31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 02:23:47.00 ID:ZezC6ZRkO
ゲンドウ「…………」

リツコ「どうなさったんですか?急に頭を抱えて」

ゲンドウ「………鏡、鏡はどこですか」

諜報部員「あの……あちらになりますが」


に近づくゲンドウ

ゲンドウ「………」

ゲンドウ「……………父さん?」

諜報部員「ええ。ですからさっきからあなたは司令だと……」

ゲンドウ「じゃあ………父さんはリツコさんと………」

ゲンドウ「………」


リツコ・諜報部員「?」

ゲンドウ「うわあぁぁぁああああああああああああああ!!!!!!!!」

32 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 02:25:24.77 ID:h0mUj5DbO
シンジの声でしか再生されねえwwww

35 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 02:28:30.34 ID:ZezC6ZRkO
ゲンドウ「僕は父さんで……」

ゲンドウ「じゃあ父さんは……」ブツブツ


リツコ「………過労による精神疾患かしらね」

プルルルルル

諜報部員「ああ。碇司令がどうも…ああ。救護の手配を」

諜報部員「では、行きますよ」ガシッ

ゲンドウ「ちょっ…!何するんですかぁ!」

諜報部員「申し訳ありません。ご病気の可能性がありますので。」

ゲンドウ「うわぁ!やめて!やめて!」

ゲンドウ「僕は大丈夫です!正常です!極めて普通です!」



諜報部員「………ううっ」



リツコ「…………」

37 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 02:30:30.01 ID:ZezC6ZRkO
救護室

ゲンドウ「…………」

シンジ「…………」

ゲンドウ「……あの」

ゲンドウ「父さんも、ここに連れてこられたんだね」

シンジ「………ああ」

ゲンドウ「僕もね、碇シンジです。正常ですって何回も言ったんだけどね」

ゲンドウ「どうも信じて貰えなくて」

ゲンドウ「むしろ頭がおかしくなったとしか思われなくてさ」

シンジ「………私もだ。」


シンジ「セカンドが泣き叫んでいた。」

ゲンドウ「あはは……」

42 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 02:33:45.49 ID:ZezC6ZRkO



前表記改変

ゲンドウ(シンジ)「これから……どうしようか父さん」

シンジ(ゲンドウ)「とりあえずお前は私として私はお前として過ごす他ないだろう。」

シンジ(ゲンドウ)「いくら私が碇ゲンドウだと主張しても信憑性は皆無だろうからな。」


ゲンドウ(シンジ)「じゃあ僕が…父さんに……?」

シンジ(ゲンドウ)「そうだ。やれ。」

ゲンドウ(シンジ)「いやだよ!僕が父さんの代わりなんて出来ないよ!」

シンジ(ゲンドウ)「やれ!」

ゲンドウ(シンジ)「いやだよ!」


リツコ「…………本当に異常はなかったの?」

諜報部員「ええ……一応は」


44 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 02:35:40.53 ID:xytmx1qY0
おい名前かえってわかりにくくなったぞwww

47 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/03/04(木) 02:38:04.93 ID:mnoddwvW0
みんなわかってるから外見の名前表記でいいよ

48 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 02:38:07.86 ID:ZezC6ZRkO
ミサト「リツコー。シンジ君の検査どうだったぁ?」

リツコ「問題は見つからなかったわ。」

ミサト「そう……」

リツコ「ただ……」

リツコ「様子はやっぱりおかしいままだわ。
シンジ君は司令っぽく。司令はシンジ君っぽくなってるの。」

シンジ(ゲンドウ)「やれ!」

ゲンドウ(シンジ)「嫌だよ!出来ないよ!」

ミサト「…確かにねぇ。」

リツコ「で、原因を考えたんだけどもしかしたら……」

55 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 02:45:46.29 ID:ZezC6ZRkO
ミサト「もしかしたら?」

リツコ「……いえ。ホンの少しだけ二人からパターン青の『痕跡』が検出されたの。」

リツコ「でもまあ、シンジ君はいつもエヴァに乗ってる事だし、
ある意味使徒と接触してきた訳だからそう言う事はあってもおかしくないのだけど。」

リツコ「司令も使徒との接触は経験している可能性もあるから…
今回の二人の異変に使徒が関係してるかどうかは微妙なところね。」

ミサト「じゃあ…どうすればいいの?」

リツコ「原因がはっきりしないんじゃ見守るしかないわね。」

リツコ「ミサト、しっかりシンジ君を監視して置きなさいよ。彼、家出癖があるから。」

61 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 02:49:44.79 ID:ZezC6ZRkO
ゲンドウ「はぁ………」

ゲンドウ「結局どうにもならなかったなぁ…」

ゲンドウ「父さんの代わりって一体何をすれば…」

冬月「おや、碇。赤木君から話は聞いたが…心配したぞ。」


ゲンドウ「えっと……」

ゲンドウ「えっと……」


ゲンドウ「どなたでしたっけ」

冬月「……………」

68 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 02:54:30.72 ID:ZezC6ZRkO
冬月「私の事も分からなくなるとは……もはや末期だな。」

冬月「ユイ君が今のお前の姿を見たらなんと言うか…」クドクド

冬月「第一、お前は危機管理があるのかないのか。赤木君との事が世間に知れればお前は…」クドクド

冬月「全く、ユイ君も嘆いていたな。お前はどこか抜けていると…私がお前の立場なら…」クドクド

ゲンドウ「あの……」

冬月「なんだ、碇。」

ゲンドウ「さっきから何度も出てくる……」

ゲンドウ「ユイ君って……」


冬月「……………」

76 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 02:59:03.20 ID:ZezC6ZRkO
冬月「それはお前なりの精一杯の冗談かね?」

ゲンドウ「いや……僕は……」

冬月「………もういい。」

冬月「これから老人との会議だ。頼むぞ、碇。」

ゲンドウ(会議かあ……)

ゲンドウ(父さんからメモ貰ったけど…大丈夫かなぁ…)


一方更衣室

シンジ「……………ん?」クシャッ

シンジ「プラグスーツの着用とは………中々難しいな」グシャグシャ

シンジ「どちらに腕を入れるのか……」

シンジ「こちらか」ビリッ

シンジ「…………」

79 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 03:01:17.54 ID:xEFunU1Z0
>>76
プラグスーツもろいなおいwwww

82 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 03:05:29.68 ID:ZezC6ZRkO
プシュッ

アスカ「シンジー!着替え終わったー?」

シンジ「…………」

アスカ「あ…アンタ………」

綾波「プラグスーツ、破いたのね。」ヌッ

シンジ・アスカ「!?」

アスカ「ちょっと、いきなり出てきたらビックリするじゃない!」

綾波「あら、そのつもりはなかったのだけど。」

綾波「碇くん、着方分からないの?」

シンジ「ああ」

綾波「じゃあ、新しいのそこにあるから…着せてあげるわね」

シンジ「ああ」


アスカ(…まるで……夫婦?)

84 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 03:13:34.80 ID:ZezC6ZRkO
アスカ(むっ………)
アスカ「シンジ、あたしの方がファーストよりプラグスーツ着るの上手いわよ。」

綾波「上手いも下手もないと思うんだけど」

アスカ「あるのよ!どうせなら着るのが上手い人間から教わりたいでしょ」

シンジ「………そういうものなのか」

アスカ「とりあえず、スーツ出してきなさい私が教えて…」

綾波「そんな時間、ないと思うの。私が着せて…」

アスカ「あたしが!」
綾波「私が」

シンジ「……もういい。こうなるならやはり自分で……」

アスカ「うるさいわね!あんたは黙ってなさい!」
綾波「碇君。時間がないわ。右腕を…」バッ
アスカ「ファースト勝手に…!」

シンジ「待てセカンド。引っ張るとプラグスーツが…」

ビリッ

綾波・アスカ「あっ…………」

シンジ「…………」

85 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/03/04(木) 03:14:51.90 ID:tS0rx5iX0
プラグスーツ破れすぎwww

87 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/03/04(木) 03:15:55.07 ID:GY2dCS/B0
プラグスーツが安田大サーカス団長の服に思えてきた

88 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 03:19:57.75 ID:2l2rJB6D0
>>87
吹いたww

89 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 03:20:45.34 ID:ZezC6ZRkO
ミサト「ちょっと…何やってるの?あなた達…」

ミサト「あーあー…予備のスーツまで破いちゃって…」

綾波・アスカ「………ごめんなさい」
シンジ「………すまなかった。」

ミサト「もう、どうしてこんな…」

アスカ「……だってシンジが」

シンジ「私の所為か?」

アスカ「えっ」

シンジ「先程の一連の行動、お前が余計な事をしなければ済んだ話ではなかったのか。」

アスカ「えっ…………」

シンジ「セカンド、君は情緒が……」

アスカ「……何なのよ」

シンジ「?」

アスカ「朝から変で………心配してたってのに……」
アスカ「こっちの気も知らないで……バカシンジ!」タッ


ミサト「…………はあ。」

90 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 03:22:23.25 ID:xEFunU1Z0
なんで中身ゲンドウな方がまともなラブコメになるんだ

92 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 03:28:04.53 ID:t5QzTKqb0
>>90
強気か弱気かの違いだけで親子そろって鈍感なんだな

93 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 03:28:27.32 ID:ZezC6ZRkO
綾波「…………」

シンジ「………何だと言うのだ。一体。」

ミサト「シンジ君。今のは言い過ぎよ。」

シンジ「………しかし」

ミサト「アスカは……自己表現が少し人より苦手なのよ。」

ミサト「あなたを心配してしたことなの。」

シンジ「………にしては」

ミサト「不器用過ぎたわね。プラグスーツは後で発注し直すから今日のテストは制服のままでいいわ。」

シンジ「……ああ。」

ミサト「じゃ、遅れないでね。レイ、行くわよ。」

綾波「…………」

綾波「………はい」

プシュッ

シンジ「…………セカンド」
シンジ(あれではシンジも………苦労するわけだな。)

97 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 03:35:12.40 ID:ZezC6ZRkO
一方司令室

ゼーレ01「碇、エヴァの運用状況はいかほどかね」

ゲンドウ(うわぁ………箱に囲まれてるよ……)

ゲンドウ(しかもなんだろう………この圧迫感)

ゲンドウ「え………ええと、エヴァは現在、問題なく稼働中。新システ…ムについても随時試験を開始してます。」

ゼーレ02「そうか。しかし、大幅な整備の遅れは予算の無駄使いに過ぎん。」

ゼーレ03「補完計画にも影響を及ぼすぞ」

ゲンドウ(補完計画?)

ゲンドウ(………そんなこと紙に書かれて……)

ゼーレ01「補完計画についての進行状況は。」

ゲンドウ「えっ」

ゼーレ02「とぼけるつもりかね?」

ゲンドウ「いえ…そう言うつもりじゃ……」

98 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/03/04(木) 03:36:25.29 ID:jGOKY9S40
がんばれシンジ何とかごまかせ

100 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 03:39:48.48 ID:ZezC6ZRkO
冬月(小声で)「碇、どうした。」

ゲンドウ(小声で)「いえ……いきなり補完計画とか言う事について聞かれたんで……」

冬月(小声で)「とりあえず、いつものセリフで会議を終わらせるんだな」

ゲンドウ(小声で)「……セリフ?」

ゼーレ06「二人でコソコソと…一体どうしたのかね?」

ゲンドウ「いや、あの………」
ゼーレ01「まあ良い。とにかく、君には期待しているよ。」

ゲンドウ「………はあ。」

パッ

ゲンドウ「…………ふう。」

ゲンドウ「やっと終わった………」

101 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 03:43:53.15 ID:ZezC6ZRkO
ゼーレ02「先程の碇の態度……気になるな。」

ゼーレ05「ああ。『ゼーレのシナリオ通りに』……といつも口癖の様に言っていたのだが…」

ゼーレ03「左様。それに何かを誤魔化しているようだったな。」

ゼーレ06「冬月とコソコソしていたのも怪しかったな。」

ゼーレ04「もしや…我々を裏切るつもりでは……」



ゼーレ01「………碇、お前は一体何を企んでいる。」




※シンジ君は何も企んでいません

102 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 03:47:29.42 ID:fN5Us2IRO
ワロタwww

106 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 03:49:36.19 ID:ZezC6ZRkO
ゲンドウ「怖かった………」

冬月「どうした、碇」

ゲンドウ「………帰ります」

冬月「は?」

ゲンドウ「暗い部屋で怖い箱に囲まれて……」

ゲンドウ「よく分かんないこと聞かれて……」

ゲンドウ「あんな拷問みたいのがまだ……続くんですよね」

冬月「拷問とは……それがお前の仕事だろう。」

冬月「その代わり雑務は私が………」

ゲンドウ「もう嫌だ……あんな怖い思いしたくない……」

冬月「碇?お前は自分が……」

ゲンドウ「………いやだ。いやだ………」

ゲンドウ「……帰ります!」ダッ

冬月「碇!?」

108 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/03/04(木) 03:51:48.04 ID:jGOKY9S40
しんちゃん逃げんなwwww

110 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 03:52:30.79 ID:xytmx1qY0
お前暗い部屋に篭るの大好きだろうがwww

111 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 03:53:13.08 ID:3G0i4bv00
マダヲみたいな感じかwwwww

113 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 03:55:21.55 ID:o09C9fP6O
>>111
オマエのせいで全部銀魂の絵で再生されたwwwwww

114 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 03:55:41.92 ID:ZezC6ZRkO
実験室

ミサト「よーし。それじゃあシンジ君も支度出来たことだし、シンクロテスト始めるわよー」
シンジ「………ああ。始めたまえ。」

アスカ「…………ふん」プイッ

綾波「…………」

ミサト「…………やれやれ」

リツコ「ま、シンジ君が変わったことだし、今まで通りってことが無茶なのよ。」

リツコ「見物ね。……もしかしたら、シンジ君がこうなってしまった原因が見つかるかもしれないし。」

リツコ「あわよくば技術の進歩が見込めるかもしれないし。」

リツコ(もうシンジ君みたいな司令と寝たくないし)

116 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 03:59:56.96 ID:ZezC6ZRkO
ミサト「それじゃ、テストスタート!」

シンジ「………ん、」

シンジ「しかし今更だが……」

シンジ「身体はシンジだが中身は私(ゲンドウ)だ。」

シンジ「この場合……シンクロ、出来るのか?」


マヤ「……センパイ!シンジ君に変化が!」

リツコ「変化?」

マヤ「それが……シンクロ率なんですけど……」

ミサト「シンクロ率がどうしたの?」


マヤ「丁度、前回のテストの半分なんですよ。」

119 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 04:02:49.78 ID:ZezC6ZRkO
シンジ「身体に…微妙な負担が………」

シンジ「………シンクロ、出来ているのか……」

ミサト「まさか!そんな急激にシンクロ値が……間違いないの?」

マヤ「機器には問題ありません。」

リツコ「…………」


シンジ「………これが………シンクロ………」

シンジ「ユイと一つになるなど………何年ぶりか………」

シンジ「………」ニヤリ

125 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 04:09:54.92 ID:ZezC6ZRkO
アスカ「なんか………あいついつにもなくニヤニヤしてて気持ち悪いわ……」

綾波「嬉しいのよ。きっと。」

アスカ「はあ?」

綾波「……自分自身がシンクロしてる訳じゃないのに。」


シンジ「…………なんだ、このイメージは。直接脳に送り込まれてくる。」
シンジ「…………これが、シンクロか。」

??「…………なた」

シンジ「……………!」
??「…………あなた」
シンジ「…………お前は」
??「あなた、シンジと……」
シンジ「…………シンジと?」

??「して………」

シンジ「…………何だ?」
シンジ「……待て」
シンジ「………待て!」

ハッ

ミサト「はい。テスト終了!上がっていいわよん!」

129 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 04:15:41.41 ID:ZezC6ZRkO
アスカ「ふふん。シンクロ率あたし1上がっちゃったわ。」

アスカ「シンジー、あんたは?」

シンジ「………15%。通常の半分か。」

アスカ「あら、天下のシンジ様がねー。残念ですこと。」

ミサト「それじゃー、今日はここまで。お疲れさま。」

アスカ「じゃ、私もう帰るわね。」

シンジ「ああ。私も帰る。」

綾波「……………」

ミサト「待って!みんな、今日は私が送っていくわ。」

ミサト(万が一…シンジ君が逃げ出したりしたら大変だし……)

ミサト「リツコ、あんたは?」

リツコ「私は少し残るわ。」

ミサト「そっ」

134 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 04:25:53.69 ID:ZezC6ZRkO
ネルフ内廊下

ミサト「でねー加持がさぁ」
アスカ「えーそれはミサトが悪いわよ」
綾波「…………」
シンジ「…………」

冬月(碇め………)タッタッ

ミサト「あ、副司令お疲れさまです。そんなに急いで…どうなさったんですか?」

冬月「おお葛城君。碇は見なかったのかね。」

ミサト「司令が?どうなさったんですか?」

冬月「今朝から様子が変でな…終いには脱走しまったんだよ。」

ミサト「えっあの司令が?」

冬月「困った事に…碇でないと分からない資料の処理があってな…」

シンジ「放っておけ。」

ミサト・冬月「………!?」

135 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 04:26:58.27 ID:ZezC6ZRkO
ミサト「シンジ君、あなた副司令になんて口を!」

ミサト「謝りなさい。」

シンジ「………何故だ」

ミサト「年上に敬意を払う。当たり前のことでしょ」

シンジ「しかし私は……」

シンジ(そうだ。今私は………)

綾波「碇くん、謝るべきだわ。」

シンジ「…………」

シンジ「…………いつもすまない」

冬月(……『いつも』?)

136 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 04:28:09.21 ID:RaVQv6b90
デレた!
ゲンドウさんがデレたで!

140 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 04:32:49.97 ID:ZezC6ZRkO
シンジ「あーとにかくだな、」

ミサト「シンジ君」

シンジ「とにかく、その件についての資料はFー20の引き出しにある。……ます。」

冬月「そうか。しかし、何故君がそのことを?」



シンジ「父……いや……シンジは……そうだ。父さんから聞きました。」

冬月「ほお。あの碇がな。」

冬月「………進歩したものだ。」

ミサト「んじゃ、いくわよ。シンジ君。」

シンジ「それでは後はよろしくお願いします。」

シンジ「冬月先生」

アスカ「冬月副司令さようなら」

綾波「さよなら」

冬月「ああ。さようなら。」

冬月(冬月先生…………?)

145 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 04:40:02.73 ID:ZezC6ZRkO
ミサトの車内

ミサト「♪」キキーッ

アスカ「ちょっと!何、用もないのにドリフトしてんのよ!」

シンジ「…………」

シンジ(いつも葛城君はこんな荒い運転をしているのか)

シンジ(……赤木君の言う通りだな。流石は大学からの友人と言ったところか。)

ミサト「ねえ、シンジ君。」

シンジ「何だ」

ミサト「お父さんと……話、出来たのね」

シンジ「?」

ミサト「ふふっ。中々お父さんと話す機会も勇気も無いって言ってたけど…」

ミサト「お父さんの仕事の資料の場所とかまで聞けるようになったなんて進歩じゃない。」

シンジ「わた………いや、父さんと話をと言うのは……」

ミサト「やだ。あんなにお父さんのこと怖がってたじゃない。」

ミサト「電話しても繋がらない出ても軽くあしらわれる…って。」

150 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 04:44:36.24 ID:ZezC6ZRkO
ミサト「シンジ君は、お父さんと会えなかった分の時間を埋めたいのよね。」

ミサト「まあ、碇司令って愛想がいいほうじゃないしね。私も萎縮しちゃいがちだけど。」

シンジ「……………」

ミサト「でもね、やっぱり…冷たそうに見える司令でも時々人間なんだなって感じるときがあるのよ。」

シンジ「…………例えば」

ミサト「例えば?うーーーーん………」

アスカ「……ないのね。」

ミサト「いや、あるわよ?あるけど……思い付かないだけよ!」

シンジ「……………」

153 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 04:52:16.30 ID:ZezC6ZRkO
ミサト「と…とにかく!良かったわ。」

シンジ「…………良くない」

ミサト「え?」

シンジ「根本的な部分は何も解決出来てない。」

シンジ「………分からないんだ。私に、その資格があるのかと」

シンジ「ないのなら…いっそ、近づかぬままの方が幸せなのではないかと。」

ミサト「でも、お互いそうやって逃げていたら」

ミサト「お互いを傷付け合うことになるわよ。いつか。」

シンジ「…………」

ミサト「なーんてね。まあ、シンジ君は頑張ってるわよ十分。」

アスカ「そうねー。あたしが司令の子供だったら近付こうとも思わないもん」

ミサト「アスカーぁ!」

シンジ「……………」

156 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 04:57:05.95 ID:ZezC6ZRkO
ミサト「それじゃ、久々にラーメンでも食べに行きますか!」

アスカ「賛成!ファーストも付き合うわよね?」

綾波「ええ。」

ミサト「じゃあ決まり!」

シンジ(私に決定権は無いのか………)


ラーメン屋

シンジ(ラーメン屋など……何年ぶりか)

シンジ(シンジの姿でなければ……とても来れないな)

アスカ「じゃー私、海鮮タンメン大盛り!」

ミサト「私は…ラーメンと餃子とジョッキビール」

綾波「私はミニラーメンチャーシュー抜きとチャーハングリンピース抜き」

店主「あいよ!お客さんは?」

シンジ「あ……ああ………」

165 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 05:01:40.44 ID:ZezC6ZRkO
シンジ「ではまず生ビールと…」

アスカ「!?」
ミサト「!?」
 店主「!?」
綾波「………」

シンジ「?」

店主「お………お客さん、流石にビールは出せませんぜ……」

シンジ「何故だ。この店はメニューに書いてあるものが出せないのか。」

店主「いえね、そこのお姉さんには出せますよ」

シンジ「人によって出す出さないを決めるのか?」

店主「そりゃそうですよ…」

シンジ(……なんという店だ。)
シンジ「差別ではないか。」

店主「そりゃあ差別しますよ。お姉さんと中学生じゃ。」

シンジ「…………!」

170 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 05:04:23.03 ID:ZezC6ZRkO
シンジ(そうか…私は今……)

店主「はい!生おまち!」

ミサト「ごめんなさいねー」プッハー

ミサト「コラ、シンちゃん駄目でしょー」

シンジ「いや葛城君、君も駄目なんじゃないのか」

ミサト「なんで?」

綾波「………車」

ミサト「あっ」

175 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 05:11:54.31 ID:ZezC6ZRkO
店主「へい!海鮮タンメン大盛り、ラーメン、餃子、ミニラーメンチャーシュー抜き、チャーハングリンピース抜き、のりラーメン麺お待ち!」

シンジ(のりラーメンか……ユイが良く食べていた。)

シンジ(……絶対に普段頼めないからな)

アスカ「おー!美味しそうだわ。」

綾波「…………チャーハンの中にも……チャーシュー……」

アスカ「ほら、貸しなさいよ。チャーシュー取ってあげるから」

綾波「………ありがと」

ミサト「ん、でさぁ頼むわよ加持ー!ラーメン奢るからぁ…」
シンジ「………セカンド」

アスカ「何?シンジ」

シンジ「………いつも、こんな感じなのか」

アスカ「そうだけど………なんでわざわざそんな事聞くのよ。」

シンジ「………」

178 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 05:16:05.87 ID:ZezC6ZRkO
ミサト「お願い!じゃあ、餃子もつけちゃう!」

シンジ「………楽しいな」

アスカ「へ?」

シンジ「心底楽しいと思ったのは久々だ。」

アスカ「その言い種だといつもはつまんないみたいじゃない。」

ミサト「………え?チャーハンも?………仕方ないわね。だから早く来てよ!」

180 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 05:19:39.90 ID:ZezC6ZRkO
シンジ「つまらない訳じゃない。」

綾波「…………」

シンジ「ただ、何かに追われ、囚われていてこの事に気がつかなかっただけ……か」

アスカ「ふーん」

アスカ「いつの間にか小難しいことを言うようになっちゃったのね。」

ミサト「よし!じゃ交渉成立ね!待ってるわよ!」

シンジ「礼を言う。…………ありがとう」



一方ゲンドウ宅


ゲンドウ「う…………ううっ…………」

ゲンドウ「もう嫌だ…………」

ゲンドウ「何であんな皆…怖いんだよ……」


ゲンドウ「僕に司令なんて出来るわけなかったんだ………」

184 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 05:23:39.55 ID:ZezC6ZRkO
ゲンドウ「隣にリツコさんが裸で寝てるし……」

ゲンドウ「父さんとリツコさんは一体何なんだよ……。」

ゲンドウ「それにあの人達が言ってた補完計画って……」

ゲンドウ「父さんは、僕の知らないところで何をやってるんだよ……」

ゲンドウ「もう怖いことに巻き込まれたくない。」

ゲンドウ「…ネルフに行きたくない。」



ゲンドウ「……………身体が戻るまで休もう。」

190 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 05:29:45.24 ID:ZezC6ZRkO




で>>7に戻る。

プルルルルルルルルル

ゲンドウ「もう……いやだ。」ブツブツ
ゲンドウ「電話に出たくない」ブツブツ

シンジ「…………」
シンジ「出ないか。」
シンジ「…………」

ピッピッピッピッ

プルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル

ゲンドウ「…………うう」
ゲンドウ「……うるさい出ないぞ!」

プルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル

シンジ「…………」
アスカ「なんかシンジの顔………怖いわよ」
ミサト「狂気に満ちてるわね。」

シンジ「………」
ピッピッ

194 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 05:38:44.52 ID:ZezC6ZRkO
シンジ「…………」
シンジ「出ない、か。」
ミサト「シンジ君、一体どこへ掛けてたの?」
シンジ「…………」

プルルルルルルルルル

ミサト「はい、もしもし葛城ですが」
ミサト「……え?使徒?」

ネルフ本部発令所

ミサト「まさかこんな時に使徒が襲来するなんてねー。」
ミサト「司令は?」
マヤ「はい。いま諜報部が司令の自宅へ…。相当てこずっているようですが……」
冬月「………言わんこっちゃない。」


諜報部員A「さあ、司令!急いで下さい!」
ゲンドウ「嫌だ!僕に司令なんて出来ないよ!嫌だよ!」
諜報部員B「さあ、司令!」

ゲンドウ「嫌だ!嫌だ!僕に出来るわけないよ!」
諜報部員A「…………おい、」
諜報部員B「ああ。」
ゲンドウ「えっえっ何するの?何するの?」

諜報部員A「すいません!」ゴスッ

ゲンドウ「………ぐはっ」

196 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 05:42:46.00 ID:ZezC6ZRkO
…………………
……………
…………
………

ゲンドウ「……………!」

冬月「お目覚めかね、碇?」

ゲンドウ「ここは……。」

冬月「ネルフだ。使徒が襲来したというのにお前は……」

ゲンドウ「!」

ゲンドウ「嫌だ!帰る!」ガタッ……ガクン

冬月「そう言うと思ってお前を椅子に縛って置いて正解だったな」

ゲンドウ「…………!」

ゲンドウ「やだ!こんなの酷いよ!ミサトさん!」


ミサト「…………リツコ、本当に異常は無かったのね?」

リツコ「………一応は」

197 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 05:44:24.81 ID:ZezC6ZRkO
ここで限界です……寝ます。
ごめんなさい……

203 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 05:47:11.86 ID:y6EllfXeO
寝るな!
寝るな!
いま寝たら何にもならないんだよ!

206 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04(木) 05:53:11.23 ID:RaVQv6b90
綾波「このスレは落ちないわ。私が保守るもの」