- 1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 18:43:50.50 ID:ikXsHs82Q
- イケメンとは普通に友達だったんだあの日までは
俺もイケメンもホモではなかった
ホモではなかったはずだ
俺、27才
イケメン、24才
俺は去年上京してきたクソ田舎者
素朴さとつぶらな瞳がチャームポイントで
コアなファン(近所の弁当屋のオバサマ達)から
絶大な指示を受けている
イケメンは東京生まれ東京育ち
ものすごキレイな顔立ち
小顔で清潔感と清涼感が溢れまくっている
この人ウンコとかしねんじゃね?
って思っちゃうくらいの清潔感と清涼感掲示板タイトル:私男だけどイケメンとSEXしてきた掲示板URL:http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1258537430/
- 6 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 18:48:17.07 ID:ikXsHs82O
- 彼とは短期のバイトで知り合った
イケメンの方から俺に声をかけてきた
上京して間もない頃で、そんなに知り合いもいなかったら嬉しかったが
ものすごビビった
警戒もしてた
それに相手が東京のイケメンってだけで萎縮してしまった
「マジしんどいっすよねー」
「えっああ……」
「……」
「……」
「そういや、いくつなんすかー」
「えっ26……」
「そうなんですか。俺、23す」
「ああ……」
最初はこんな感じだったと思う
- 7 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 18:49:29.50 ID:ikXsHs82O
- 反応の薄い俺にめげずにイケメンが話しかけてきて
ぽつりぽつり会話が続き
その日のバイトが終わる頃には普通に喋るようになってた
お互い家が近所ということがわかって
暇な時は一緒にメシでも行こうとアドレスを交換した
で、2人でメシと飲みとか行くようになり
お互いのアパートを行き来するようになった
- 11 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 19:03:37.90 ID:ikXsHs82O
- イケメンは本当にいい奴だった
こっちにあまり知り合いがいない俺に
自分の友達紹介してくれたり女してくれたり
ただイケメンはすごく女にだらしなかった
いや、だらしないというより、何て言うか……
すごくエッチが好きみたいだった
いろんな女といつもエッチしてた
ほぼ毎日エッチしてたんじゃないだろうか
まあ、モテるから当然といえば当然
モテるうえに自分からもがっつくからエッチしまくりなわけよ
- 13 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 19:10:05.14 ID:ikXsHs82O
- そんな彼を見ながら
そんなエッチしたいもんかね、と思った
また寂しいんだろうなとも思った
彼のおかけで何度か女の子といい思いをさせてもらったが
俺には一回きりの関係というのはただむなしくて
エッチしまくりのイケメンを羨ましいとか真似したいとか思わなかった
- 16 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 19:20:26.38 ID:ikXsHs82O
- 俺はそのうち彼がエイズになるんじゃないかと心配だった
ほぼ生でやってると言ってたし
2人で飲んでる時に「ヤりまくってると変な病気うつされるぞ」と俺が言うと
「いいんす」と俯きながら答えた
「何がいいんだよ」
「いいんす。俺どうせクズだから」
自分で言うんだから、よっぽどクズなんだろうと思ったが
俺の知る限りでは彼はちっともクズではない
まぎれもないイケメンだ
何より俺にいつも良くしてくれる
- 17 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 19:21:16.05 ID:Fzq2wMRMO
- とくにBL好きじゃないのに、
ドキドキしてきた
- 20 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 19:30:35.84 ID:ikXsHs82O
- だから俺は真面目な顔して「ちっともクズなんかじゃねえよ」って言った
それに対して彼は「えっ……」と声をあげたきり何も答えなかった
しばらく沈黙が続いた
まわりの客達の喧騒が余計に俺達2人の沈黙を深くさせた
チューハイの氷が溶けて丸みを帯びてきた頃
ようやく顔を上げた彼は
泣き笑いのちょっと照れ臭そうな表情で
「あざーっす」と言った
- 24 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 19:44:06.30 ID:ikXsHs82O
- 「なにそれ、あざーっすなのは俺の方だよ」と笑いながら言うと彼も力なく、ハハッと笑った
笑った顔がたまらなく寂しそうに見えた
その日以降も、ベロベロに酔っぱらうと必ず彼は「俺どうせクズだから」と言うようになり
その度に俺は決まって「お前はちっともクズなんかじゃねえよ」と答えた
そして、その日もいつものように2人で飲んでいた
2人のアパートの近くの居酒屋で
彼はいつものようにレモンサワーを
俺は生ビール
- 26 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 19:56:15.90 ID:ikXsHs82O
- テーブルにはいつものメニューが並び
いつものように他愛のない話しで盛り上がり
俺はふわふわと酒がまわり始めた
彼はその日ピッチが早くて、もう結構な量を飲んでいたと思う
俺が「今日は飲むねー、何かイヤなことでもあった?」と言った
彼は「うーん」と唸ったきり何も答えずグラスを飲み干した
- 34 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 20:30:16.20 ID:ikXsHs82O
- ま、彼もいろいろあるんだろうと思った
深くは聞くまいと
話したきゃ話すだろうと
すっかり酔っぱらい、ふわふわしていた俺は
煙草に火をつけ2人の間をふわふわする煙をぼやーっと眺めてた
酔った頭で酔った彼の話を何の気なしに聞いていた
彼は本当は話したいことがあるけど言い出せないでいる感じだった
彼は飲み続け泡盛を頼みだした
今日はとことん飲むぞって目をしていた
- 38 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 20:40:05.98 ID:ikXsHs82O
- 泡盛飲み出した彼は案の定ベロベロに
テーブルに肘をつき、俯き「うーん、ダメだダメだ」と
「何がダメなんだよ」と聞くと「もうダメッス。ダメなんす」と
もうこれは本当にダメだ飲み過ぎだと思い、店を出ることにした
店を出る前に彼はトイレへ行き、トイレから出てくると
吐いてきたのか足取りはフラフラで
まともに歩けないでいた
会計を済ませ、彼に肩を貸し店を出た
- 42 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 21:05:23.42 ID:ikXsHs82O
- 彼は体ごとすべて俺にもたれかかっていた
仕方なく彼の腕を肩に掛け、彼の腰に手をまわし
引きずるようにして夜の街を歩いた
チカチカと光るネオンの下を行き交うスーツ姿のサラリーマン
狂ったような声をあげる酔っぱらい達
彼らはこうやって夜の街で発散して
ギリギリの所を綱渡りで生きているんだろうな
通りは俺の田舎と違って夜でも賑やかで、きらびやかだけど
何だか狂気を孕んでいるようで少し恐くて
俺にもたれかかる彼の横顔覗きこんだ
- 49 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 21:15:58.74 ID:ikXsHs82O
- 無性に田舎が恋しくなって寂しくなって空を見上げた
満天の星空を期待して
見上げると、とても明るい夜空だった
ネオンの灯りでとても明るかった
そのせいで星は1もつ見えなくて余計に寂しさが増して
何故かまた俺にもたれかかる彼の横顔を覗き込んでいた
引きずるように歩き続け路地へ抜け
俺のアパートと彼のアパートへの分かれ道に差し掛かった
- 56 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 21:25:51.86 ID:ikXsHs82O
- ここからだと俺のアパートの方が近かった
彼を揺すって「どうする?自分ん家帰る?俺ん家来る?」と聞くと
彼は「うーん、早くしてくださいお願いします」と
どっちだよ
しっかりしろよ
めんどくせえし近いから俺ん家に泊めることにした
途中でコンビニに寄った
「何か欲しいものは?」
「酒お願いします」
まだ飲む気かよ
- 58 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 21:33:02.08 ID:ikXsHs82O
- コンビニの中を引きずって歩くのも嫌だったから
彼を店の前に置いてコンビニに入った
買い物をしてるうちに俺の酔いが少しさめてきた
コンビニを出ると彼は地面に横たわっていて
近づくと吐いてたらしくゲロがあった
何でこんなになるまで飲むんだよ
- 60 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 21:36:56.77 ID:V+FZKuvyO
- 文才ありすぎwww
- 64 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 21:45:32.16 ID:ikXsHs82O
- 「大丈夫か?」
「うーん……」
泥酔しても、まともに歩けなくても、ゲロ吐いても
やっぱりイケメンはイケメンで
整った綺麗な顔はそのままで
体を起こしまた引きずるように歩いた
もう俺はすっかり酔いが覚めていて意識かはっきりしていた
引きずるっている彼の体がずいぶん細く軽く感じた
いつもつけてる彼の甘い香水の匂いに今日は何だか心が落ち着いた
- 69 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 21:58:23.61 ID:ikXsHs82O
- アパートにつき彼をソファーに横にならせた
意識が有るのか無いのかわからなかったし
もうこのまま寝るだろうと思って彼にそっと毛布をかけた
毛布をかけていると俺の手をいきなりガッと掴んできた
ビックリし過ぎて思わず「ひょっ」と情けない声がでた
彼はふふふーって笑いながら「あざーっす」と
「ビックリさせんな!」と怒ると、少ししゅんとなっていた
「もう、いいから寝ろって」
「まだ飲みますよ」
「もう無理だろ」
「飲みます」
「はいはい」
マジもう寝ろよと思って、ちょっとイライラしつつも
コンビニの袋からチューハイを出して彼に渡した
- 75 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 22:15:52.75 ID:ikXsHs82O
- 「チューハイですか」と愚痴る彼
「チューハイで充分だろってもうお前飲めないだろ」と俺が言うと
彼はプシュと缶チューハイのフタをあけゴクゴクと勢い良く飲み始めた
もう勝手にしろ
「寝ゲロしたら外に出すからな」
「……」
彼は何も言わずグッと親指を立てて見せた
もう知らん
彼のことは放って俺は着替えて顔洗ってベッドへ入った
- 76 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 22:18:28.25 ID:LbYwVCgkO
- イケメン可愛いな
- 77 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 22:19:16.56 ID:bjtTtv9w0
- イケメン役を
誰にしようか迷ってるんだが
- 78 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 22:20:40.42 ID:2hUYY6nz0
- >>77
狩野英孝
- 79 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 22:24:31.64 ID:ikXsHs82O
- 彼はチューハイ片手にNHK見ながらテレビに何かぶつぶつ言っていた
いとおかし
もう放っておこう
寝ようと思った
俺が「電気消していい?」って聞くと彼は「ダメです」と
「何で消しちゃダメなの?」
「寝る気ですよね?消したら寝るでしょ」
「ああもう眠いし」
「何なんすかマジで」
お前が何なんだよマジで
- 85 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 22:30:54.08 ID:ikXsHs82O
- 今思えば彼はもう少し話しをしていたいだけだったのに
俺は疲れてたし眠いし、もう相手にしてられなかった
「俺もう寝るから」
「マジすか」
「寝るときは電気とテレビちゃんと消してな」そう言って彼に背を寝ることにした
すると彼は背中越しに話し掛けてきた
- 91 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 22:38:34.01 ID:ikXsHs82O
- 「寝ました?寝ました?」
「うん」
「起きてんじゃないすか」
「……」
頼むからもう寝てよ
「寝ました?寝ました?」
「……」
「本当に寝ちゃったんですか??」
「……」
「えっ嘘でしょ?起きてんでしょ?寝たんですか?」
「うるさいよもう」
「マジで寝る気ですね」
「ああ……」
- 95 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 22:51:37.52 ID:ikXsHs82O
- そんなやりとりを続けているうちに
彼は静かになり部屋にはテレビの音だけが響いた
彼に眠りを邪魔されたせいで俺は寝つけなくなっていた
それでも俺は彼に背を向け目を閉じていた
ブチンッ
彼がテレビを消したようだ
部屋が一気に静かになった
カチッカチッ
彼が電気を消したようだ
部屋が真っ暗になった
暗闇が静けさを際立たせ、ますます部屋が静かになったような気がした
グッゴクッ
カン……
彼がチューハイを飲み干したみたいだ
そして彼が俺に話し始めた
- 98 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 23:05:09.37 ID:ikXsHs82O
- 「俺、女にフラれたんす」
「……」
お前彼女いたのかよ
俺はずっと本命の彼女とか作らないで
いろんな女の子を取っ替えひっかえして遊んでいるんだと思ってた
「思いきって告白したら、無理って……他に好きな人がいるからって……」
「……」
ん?
その女とは付き合ってないのか
イケメンでもフラれることってあるんだな
そっか
そっか
背を向けたまま「気にすんなってお前ならもっといい女が」って俺が言うと
彼は「あっ起きてたんだ……」と言いいながらベッドに近づいてきた
- 99 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 23:12:41.10 ID:QQk/wg0EO
- さぁ盛り上がって参りました
- 100 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 23:15:30.12 ID:ikXsHs82O
- 「起きてたよ」
「じゃあ返事くらい……」
「ああごめん」
彼はいつの間にかベッドに横にいて
俺は彼の方に向き直り
「大丈夫だってもっといい子が現れるよ」と
彼は「でも彼女じゃなきゃダメなんす
いつも一番好きな人には振り向いてもらえない
他の子じゃダメなんす
好きな人じゃなきゃ意味がないんす」と
何も答えられなかった
彼がすごく辛そうで可哀想で
- 101 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 23:19:15.00 ID:hRuMFQ4CO
- わっくすわっくす
- 104 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 23:24:08.16 ID:BJrOUvaJO
- 男なのにスイスイ読めるぞ…
いや普通の男なら読まないか…
わっふるわっふる
- 111 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 23:31:13.36 ID:PR0vZy0s0
- これは・・・・なかなかだ。
イケメンがあずにゃんっぽい
- 118 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 23:34:30.49 ID:ikXsHs82O
- 「好きな人にはいつもフラれてうまくいかなくて
本当は自信がなくて
だから自信つけたくていろんな女の子を好きでもない女の子たちを……
俺最低だ……だから……
俺どうせグズだから……俺……」
重いムードで辛そうで何とかしてやりたかった
だから俺は冗談のつもりで
「最低だな、本当にお前はグズだよ」と言った
すると彼は今にも泣き出しそうな顔で俺を見た
焦った
彼のそんな表情は初めてだった
彼はすぐに目を逸らし俯いてしまった
- 130 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 23:45:11.52 ID:ikXsHs82O
- やってしまった
冗談なのに
本気にしたのか?
もしかして泣いてる?
彼の肩が小さく震えていた
あーくそっ
ごめん
ごめんな
「嘘だぞ、冗談だぞ」
「……」何も答えず俯いたままの彼
「ごめん、ごめんな……
ごめん、お前はクズなんかじゃねえよ、本当に……ごめん」
そう俺が言うと彼はゆっくり顔をあげた
彼はやっぱり泣いていた
苦しそうに辛そうに泣いていた
- 131 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 23:46:41.06 ID:MNFN+u3hO
- 俺ノンケだからまじノンケだから
別に追いついたとかわっふるとか支援とか
まじでそういうんじゃないからまじで
- 134 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 23:48:26.90 ID:RKHTtsAMO
- >>131
力抜けよ
- 136 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 23:49:37.94 ID:TpffBcsy0
- うおーー
わっふるわっふる!
- 138 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 23:52:49.46 ID:ikXsHs82O
- 彼の泣き顔をみたら何だか俺も辛くて
何とかしてやりたくて
俺は思わず彼の頭に手を置いていた
おでこの辺りを撫でていた
「大丈夫、大丈夫だよ」って言いながら彼の頭をゆっくり撫でた
彼はますます泣いた
子供みたいに
それが苦しそうで辛そうで痛そうで
抱きしめてやりたいと思った
- 143 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/19(木) 00:00:23.19 ID:onnhNAXQO
- 俺は頭を撫でる手をとめた
泣き顔で俺を見る彼
本当に弱くて小さな子供みたいだ
大丈夫、大丈夫だよ
頭を撫でいた手を彼の背中にまわし
抱きよせた
彼の顔が俺の肩口にきて
彼を包むようにして抱き締めた
- 158 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/19(木) 00:10:14.81 ID:onnhNAXQO
- 彼はピッタリとくっつき、体をまるごと俺に預けている
それが何だか嬉しくて
彼を抱き締め
彼の頭優しく撫でた
彼のことが堪らなく愛しく思えた
視線を落とす俺に抱きつく彼の首筋が見えた
細いすらっとのびる首
綺麗なうなじだなって思ってそっと触った
触ってしまった
- 159 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/19(木) 00:11:15.53 ID:TNS/m9TIO
- 寝れない
- 166 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/19(木) 00:17:11.22 ID:onnhNAXQO
- 少し変な気持ちになってきた
何か変だぞって思った
俺おかしいんじゃないかって
でも泣いてる彼から体を放すことができなくて
泣き止むまで
泣き止むまで
そう思って彼の抱き締めた
頭を撫でていたはずの俺の手は彼の首筋を撫でていた
- 174 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/19(木) 00:27:40.93 ID:onnhNAXQO
- 正直言うと、実はもうこの時点で少し立っていた
だからもうヤバいと思った
認めたくなかった
俺はホモじゃない
立ってなんかない
違う違う違う
俺はホモじゃない
だから俺は「よし、もういつまでも泣くな!」と笑顔で言って彼の体を離した
顔をみると彼は必死で涙をこらえて少し恥ずかしそうにしていた
- 180 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/19(木) 00:33:40.09 ID:onnhNAXQO
- 彼の頭にポンと手を置き
「大丈夫、大丈夫」と言うと
彼は消え入るような小さな声で
恥ずかしそうに少し笑って
「あざーっす」って言った
そして、もう寝ようってことになり
彼はソファーに
俺はベッドに
ベッドに入っても何か全然寝れなかったけど
とにかく今日のことは忘れようと思った
- 202 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/19(木) 00:49:06.93 ID:onnhNAXQO
- 寝れなくて悶々としていると
どうやら彼も寝れないのだろう
ごそごそとソファーの上で体を入れかえるような音がした
長い夜になりそうだなと思った
しばらくするとガタッと音がした
彼がトイレに行ったようだ
そして彼はソファーに戻らずベッドの方にきた
彼は毛布をめくり体を寄せるようにして隣に入ってきた
すぐに起きて「おい、何してんだ」って言えば良かったんだろうけど
その時の俺は目を閉じたまま寝たふりをしていた
- 216 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2009/11/19(木) 00:56:51.90 ID:TrHr+K5I0
- ほんと長い夜になりそうだぜ
- 217 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/19(木) 00:58:24.11 ID:onnhNAXQO
- ドキドキした
ドキドキドキドキした
彼が同じベッドに
すぐ隣にいる彼の体温が伝わってきた
何か熱い
苦しいくらいドキドキした
彼の体がもし俺の体に触れたらきっと
俺のドキドキがバレてしまう
彼がどういうつもりでベッドに入ってきたのか、わからないけど
彼にドキドキがバレるのが嫌で寝返りうつふりをして体を離し背を向けた
- 228 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/19(木) 01:07:09.53 ID:onnhNAXQO
- 「起きてるんでしょ?」
えっ寝たふりバレてる
さらにドキドキが加速した
嘘だろ?カマかけてんだろ?
俺はさらに寝たふりをして何も答えなかった
「もしかして怒ってる?」と言って彼は後ろから俺の肩を掴んだ
体が飛び跳ねるほどビクンッてなった
体中の毛穴が開いて一気に自分の体が熱くなるのがわかった
- 240 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/19(木) 01:18:29.56 ID:onnhNAXQO
- 気まずかったけど、仕方なくゆっくり彼の方を向いた
思ったよりも彼の顔が近くにあって目を合わせられなかった
死にたいほどの気まずさ
もう、きっと、きっと、俺のドキドキはバレている
恥ずかしかった
彼が「寝れないからまた頭を撫でて欲しい」と
俺は無言で彼の頭を撫でた
頭を撫でていると彼はさらに体を近づけてきた
ピッタリ体をくっつけてきた
彼の体から彼の鼓動が伝わった
彼もドキドキしていた
- 248 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/19(木) 01:27:16.93 ID:onnhNAXQO
- もう俺の頭ん中はぐちゃぐちゃだった
俺は彼を抱き締めた
さっきみたいに優しくじゃなくきつく
頭ん中がずーんと重く熱くなった
彼も俺を抱き締めしてきた
きつく強く
受け入れてもらえたような気がした
そして抱き締めた時に気づいた
彼はチンコは大きくなっていた
ガチガチって感じじゃなかったけど
もちろん俺も勃起していた
だから、もういいだろって思った
もう思うままに
- 261 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/19(木) 01:34:37.46 ID:onnhNAXQO
- 綺麗な顔が目の前にある
女の子たちが夢中になり憧れる
彼が目の前に
お互い顔を見合わせ
しばらく見つめ合った
言葉には出さなかった
出せなかった
でも言いたいことはわかった
たぶんきっとお互いこう言いたかったんだ
キスしていい?
ゆっくり、ゆっくり
お互いがお互いの顔を近づけて
俺たちはキスをした
- 272 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/19(木) 01:39:59.84 ID:onnhNAXQO
- 男の唇は女の子と対して変わらなかった
そして彼の唇は厚くてフニフニして気持ち良かった
夢中でキスをした
キスしただけなのに男のチンコはフル勃起
彼が服の上から俺のを触ってきた
死ぬほど恥ずかしくて
死ぬほど嬉しかった
触られただけなのに
「あっ……」と声がでた
- 285 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/19(木) 01:45:29.70 ID:0THNjKjgO
- なんでそっち系じゃないのに見てしまうんだろう。
恐い物みたさからかな
- 293 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/19(木) 01:48:45.87 ID:onnhNAXQO
- 俺も彼のを服の上から撫でた
勃起した他人のチンコをさわって思った
こんなにチンコって熱いんだなって
キスしながらお互いのチンコを擦りあった
もうイキたくて出したくて苦しかった
もう本当にヤバくて彼の手を掴んで擦るのも止めさせた
どうしたの?って感じに彼は俺の顔を見た
- 305 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/19(木) 01:55:06.86 ID:onnhNAXQO
- 彼は俺のパンツの中に手を突っ込んだ
ああ……もうイキそうなのに
俺も彼のパンツの中に手を入れた
手を入れてびっくり
パンツの中はぐっちょりしていた
彼はもうパンツの中でイッてしまっていた
精子がべっちゃり手について
ちょっと萎えた
- 306 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/19(木) 01:56:25.31 ID:xSKEz4AxO
- いやああああ
- 309 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/19(木) 01:57:44.68 ID:xJ02tUFoO
- 萎えたとかwww
- 310 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/19(木) 01:58:38.39 ID:+aMJ0ddJ0
- 果たしてコレをSEXと呼ぶのか
- 311 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/19(木) 02:00:07.75 ID:AR1lez05O
- ただの抜き合いじゃね?
- 314 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/19(木) 02:02:41.03 ID:onnhNAXQO
- いつの間にイッたんだよ
何か言えよ
手についた彼の精子で
少し頭ん中が冷静になった
俺何してるの?
その間も彼は俺のチンコ触っていた
そしてパンツを脱がせようとしていた
こいつマジかよって思った
何か気持ち悪くなってきた
- 316 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/19(木) 02:03:26.03 ID:KBxsgLmr0
- えええええ
- 326 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/19(木) 02:09:37.97 ID:onnhNAXQO
- 今思えば彼は俺のこともイカせてやろうと
してくれたんだろうけど
もう何か気持ち悪かった
お前はイッたんだし、もういいだろって思った
やめようって思った
彼の手を掴んだ
精子まみれの手で
そして脱がされかけてたパンツを履き直した
正直言うと蹴ってベッドから落としてやりたかった
- 334 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/19(木) 02:16:16.95 ID:onnhNAXQO
- 彼が悲しそうな顔で俺を見た
そんな顔で見るな
俺は違う
俺はホモじゃない
今なら引き返せる
お互い無言で
ずっと無言が続いて
彼がまたキスをしようとしてきた
俺は顔を反らして彼から逃げた
それでもまたキスをしようとしてくる彼
また頭を反らし逃げる俺
- 341 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/19(木) 02:22:46.11 ID:onnhNAXQO
- 「なんで」と彼が小さく言った
「なんで……なんで……なんで…なんで」
キスを避ける俺の肩を彼はぎゅっと掴んだ
肩に彼の指が食い込む
痛い
彼はそのまま肩を押さえつけ馬乗りになった
正直恐かった
身の危険を感じた
- 342 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/19(木) 02:24:09.07 ID:+aMJ0ddJ0
- _人人人人人人人人人人人人人人人_
> な、なんでーーーー!! <
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
∩___∩ ∩____∩
| ノ u ヽ / u u └| ∩____∩
/ # ● ● | | ● ● # .ヽ/ u └|
| u ( _●_) ミ 彡 (_●_ ) u |● ● # ヽ
彡、 |∪| 、`\ / |∪| 彡 (_●_) u |
/ __ ヽノ /´> ) ( く ヽ ノ / u |∪| ミ
(___) / (_/ \_ ) ( く ヽ ノ ヽ
- 343 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/19(木) 02:24:37.54 ID:YqseLiT0O
- アッー!
- 362 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/19(木) 02:39:35.56 ID:onnhNAXQO
- 馬乗りになり俺を見下す彼
何するんだ?
何かされる?
恐くて声がでなかった
静まり返る部屋
彼は俺の胸に顔をつけた
彼は俺の胸に顔を押し付け泣いた
声をあげて泣いた
彼の泣く声を聞いて俺の頭ん中はまたぐちゃぐちゃになった
読んでる人には申し訳ないが
このペースでは朝になっても終わらない
ちなみに彼とはこの日はSEXしてない
最後までSEXしたのはまた別の日
文章も荒れてきたし
寝なきゃいけないのでこのへんで
あと俺はちゃんと男だよ
女だと思われて嬉しいと思ったのは、
俺とお前らだけの秘密
- 365 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/19(木) 02:41:48.17 ID:ENr8/SUjO
- なんだと・・・
- 366 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2009/11/19(木) 02:42:06.93 ID:B3YEQX/dO
- えー
頑張って起きてたのに
おやすみなさい
- 379 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/19(木) 02:52:17.95 ID:ahDsJ0KmO
- おもしろかったよ>>1
今度は文章まとめてからスレ立ててね
- 380 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/19(木) 02:55:36.45 ID:huym0hAkO
- もし余裕があったら今度続きも書いてくれ
セックスしたあたりを






















